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Q&A

<スポーツ吹矢について>

Q: 練習中に、その場で試験をすることになり、事前に開催届出を出せなかったのですが、試験は有効ですか。
A: 開催届出書は不要です。(平成25年3月1日から廃止です)
   試験後、必要に応じて認定申請をご提出ください。

Q: スポーツ吹矢は、国際共通ルールの競技ですか。
A: 吹き矢の団体は、数多くあります。残念ながら、用具を含め統一ルールはできておりません。
   健康を目的に美しい動作で高得点をめざす「スポーツ吹矢」の名称は、当協会が有する登録商標です。

Q: 矢のスピードはどれくらいですか。
A: 10mまでの距離で、時速100kから150kくらい出ます。
   プロ野球の投手の投げる球の速度と同じくらいです。

Q: 基本動作はやらないといけませんか。
A: 必ずやってください。スポーツ吹矢の実技の根幹を成す「型」で、腹式呼吸を取り入れた
   「スポーツ吹矢式呼吸法」を最大限に行うための動作です。
   「礼に始まり、礼に終わる」基本動作の一連の動きを、滑らかに美しく行い、この動作が、深い呼吸をもたらし、
   集中力を高めて体に活力をもたらします。正しく学び、楽しく長く続けましょう。
  
   また体が不自由な方が行う場合、障がいの程度により、公認指導員が適切なアドバイスをするようにします。

Q: 個人会員です。指導者がいません。習うにはどうしたらいいですか。
   仲間を集めれば、指導員を派遣していただけますか。
A: まず、協会本部にご連絡ください。お近くの公認指導員や地域支部をご案内します。
   また何人か集まれば、指導者の派遣や体験会の開催を検討します。
   また公認研修所(伊東)で、担当指導員の指導を受けることも可能です。

Q: 公認指導員になりたいのですが。
A: 受験資格は、入会2年以上、かつ18歳以上で、三段以上の段位保持者です。
   年に2回、5月と11月に、全国10会場(予定)で開催されます。
   詳しくは、手続きを参照してください。

<基本動作について>

Q: 立ち位置について教えて下さい。
A: 毎回立ち位置がバラバラでは高得点は望めません。良い成績が出ているとき、
   床の板目などを利用して自分がどの位置に立っているかを確認し覚えてください。
   そして床に目印となるような物が無くても的に向いた時、自然に立ち位置が決まるように
      練習して下さい。

Q: 礼をして基本動作に入っている場合、動作のやり直しはできますか?
   例えば一度咥えたマウスピースを離し、「筒を上げる」からやり直すことはできますか?
A: それは可です。ただし3分間ルール適用の競技中の場合、やり直し時間も含めて5本の
     矢を3分以内に吹くことになっています。

Q: 基本動作2「構える」で、なぜ筒を肩幅程度に持つのがいいのですか。
A: そのまま筒を的に向ければ、自然に左腕関節(右利きの場合)にたるみが約120度できます。
   このたるみが吹いた時の振動を吸収する大切な働きをしています。
   初心者はほとんどの方が、筒を動かせまいと、左腕を突っ張って硬直させ、筒を握りしめます           が、
   そうすると吹いた瞬間に動きが筒に伝わります。これではかえって筒ぶれを起こしてしまい
      ます。
   上半身の力を抜いて、筒は手のひらに載せましょう。

Q: 基本動作2「構える」で、的に正対してはいけませんか。
A: 基本動作では正対の姿勢を取ることは勧めておりません。
   筒の上げ下げ時に隣の人に迷惑をかけたり、吹いた時の身体が不安定になりがちです。
   また吹く姿勢が(特に上半身が)硬くなり、不自然になるなどの理由からです。

Q: 基本動作では、上半身(おへそ)を的に向けるのですか?顔のみですか?
A: 顔のみです。上半身を的に正対させるのは、腰からのねじれが体に良くありません。
   姿としても不自然で美しくありません。顔を向ける際は、ピッと急激に動かさないようにしま
       しょう。

Q: 基本動作7「息を調える」の呼吸の仕方について教えてください。
A: 基本動作6「吹く」の後は、意識的に吸うことをしなくても自然に空気が入ってくるでしょう。
   その息を静かに吐きながら心身を調えていきます(残心・残身)

Q: 基本動作5で(命中力の上がる片目ではなく)、なぜ両目で的を見るのでしょう?
A: 片目は肉体的にも精神的にも良くありません。
   片目狙いで当てようとすると頭部を少し傾け筒の真上に「利き目」をもってくる必要があります
       (斜傾)。
   また、頭部を動かさずに筒を口の中で横スライドさせ、利き目の下にもってくる方法があります
   が これも横咥えで不自然で、 きれいな姿とは程遠い形になります。
   的を狙うとき、銃でも弓でも片目で狙うのは邪道(基本を外れている)とされています。
   その最大理由は片目をつぶることにより視野が狭くなり安全性に欠けるからでしょう。
   将来スポーツ吹矢でも「動的」(動く的)が導入されるかもしれませんが、
   「動的」を片目で狙っていては勝負にならないでしょう。

   精神的にも良くない理由は、片目狙いは基本姿勢にないことを知りながら的当てにこだわっ
       ていることの負い目があるからです。

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